法律や条令による規制

パチンコは日本でも昔から人気のあるゲームですが、プレイヤーがルールを守って遊ぶことができるように、一定の法規制もおこなわれています。具体的には、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」によって、営業の基準などが定められていますが、この法律では具体的な営業の基準は、条例によって定めることが決められています。そのためにパチンコ店がある場所により規制の内容が異なっていて、同じ関東地方にあるお店でも、東京都のお店と神奈川県のお店では、従うべきルールも若干異なります。自治体の実情に合わせて具体的なルールが決められていますが、多くの自治体で共通して採用されている一般的なルールもあります。

パチンコ店

出店する場所に関する法規制

パチンコ店の営業は、お店がある場所の自治体が定めた条例によって法規制されていますが、多くの自治体で定められているのが、お店を出店する場所に関する規制です。パチンコ店はどこでも好きな場所で営業できるわけではなく、風俗営業であることから、一定の条件を満たしている場所に限り、営業が可能です。規制の内容は自治体により違いますが、多くの自治体で考慮されているのが子供や高齢者の保護です。児童や高齢者を保護する施設から近い場所に、パチンコ店を出店することを規制する条例を定めている自治体も多くあります。そのために、近辺に学校や老人ホームなどがある場所では、施設から数百メートル以上距離をあけなければ出店できない場合があります。

パチンコ

自治体によって法規制の内容が違う場合

パチンコ店の営業に関する規制は、都道府県の条例だけでなく、市町村レベルの条例でも規制されている場合があります。このような場合には、法令を守って営業するためには、都道府県の条例だけでなく市町村の条例にも従う必要があります。問題になることがあるのが、都道府県と市町村の法令で、規制の内容が異なっている場合です。特に多くの自治体で見られるのが、市町村の条例のほうが、パチンコ店の営業基準が厳しくなっているケースです。こうした場合には原則として、基準が厳しい方の法令に従って営業する必要があります。例えば、県の法令で学校から半径100メートル以内に出店できないように規制されている場合で、半径200メートル以内に出店できない市の法令が別にある場合には、原則的に市の基準のほうを守って営業場所を決めることになります。

パチンコ店はプレイヤーが安心して遊べるように、法令による規制もおこなわれています。国の法律で決められているのが、パチンコ店の営業規制は、自治体の条例で決められるというルールです。そのために、お店がある場所によっても規制の内容が異なっています。